Master of Philosophy(哲学)修士号について

トーレンス大学のMaster of Philosophy(哲学)修士号では、独創的な研究を行い、現実の問題を解決しながら、その成果を主要なステークホルダーに伝えることができるようになる。

哲学修士課程について

哲学修士は、研究という専門的な領域でスキルを高めようとする人たちのための大学院のコースです。哲学修士課程では、コースワークと研究プロジェクトを通じて研究トレーニングを行い、最終的には論文を作成します。

コースの核となる構造は、学生の協力と批判的思考を促進するための成人学習理論の基礎で設計されています。これにより、学生にとってやりがいのある、魅力的な、統合された学習体験を提供されます。知識とスキルは、どちらも各科目内で確立され、コース全体を通して構築されます。

哲学修士課程(MPHIL21)の修了生は、研究、専門的実践、さらなる学習のための知識とスキルを身につけます。1つまたは複数の学問分野や実践領域における複雑な知識群について、高度で統合された理解を得ることが出来ます。複雑な情報、問題、概念、理論を独自に批判的に分析し、考察し、統合するための知識体系または実践における専門的、特殊な認知および技術的スキルを備えています。卒業生は独立して研究プロジェクトに取り組むことができます。

このコースは5つの必須科目、10つの論文科目、1つの選択科目の2年間のプログラムです。

哲学修士課程で習得できる事

  • 選択した研究分野における相当量の知識を批判的に考察、統合、評価し、高いレベルの個人的および職業的自律性を実証。
  • 研究プロジェクトの枠組みを構築するために、批判的思考、デジタルリテラシー、問題解決スキルを応用して、既存の文献を検索し、批判的に評価。
  • 研究の原則と方法に関する高度な知識を応用し、自分の専門分野の文脈で実質的な貢献。
  • 独自の研究プロジェクトを倫理的に計画・実行し、研究プロジェクトの範囲、設計、および実施する能力を証明。
  • 適切かつ一貫性のあるコミュニケーションスキルを用いて、研究データや研究成果を同僚や地域社会に報告、発表、普及する。
  • 選択した研究分野における独自の研究プロジェクトを計画・実行することにより、リーダーシップ、反省的実践、継続的学習、説明責任などの専門的スキルを発揮。

研究プロジェクト

哲学修士課程は、経験豊かな指導教官のもとで独立した研究を行い、最終的に論文を提出する課程です。最初の出願の際に、「Expression of Interest (EOI)(関心表明)」と「Research Proposal(研究計画書)」を提出する必要があります。

論文単位について

このユニットでは、論文のための実質的な執筆と、論文プロジェクトのための分析に重点を置いています。学生は、独立した調査や分析、文章表現においてハイレベルなスキルを発揮し、論文プロジェクトに独自の意見を述べることが期待されます。学生は研究日誌をつけることが求められ、定期的に提出することで、指導教官からのフィードバックを通じて、学生のアイデアの展開や書き方を洗練させることが期待されます。学生は、150単位分の論文執筆を完了する必要があります。

<卒業生の進路例>

  • 政策研究
  • 研究プロジェクト
  • 研究開発
  • 学術研究
  • 産業界や政府へのアドバイス
  • 専門職博士号や博士号を含む、さらなる研究を進める

哲学修士課程を修了した学生には、明るい未来が待っています。政府機関、高等教育機関、研究センター、民間企業において、研究や分析の分野で活躍するための準備が整っていることが証明されます。また、知的リーダーシップを発揮し、上記のような分野での活躍が期待されます。

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