オーストラリアに留学中、携帯電話は必要ですよね。オーストラリアでの電話のセットアップは簡単で、すぐに使用できます。今回は、プロバイダの選択から電話のアクティベーションまで、オーストラリアで電話を取得し、接続するための手順を紹介いたします。現在、私たちがすることはほとんどすべて、何らかの形でオンラインに接続する必要があります。そのため、オーストラリアに到着したらできるだけ早く携帯電話を立ち上げ、使用できるようにしておくと、生活がとても楽になります。渡豪して空港で使用したい場合、携帯を日本から持参することになりますが、オーストラリアで日本で使っていた携帯を使用するには、SIMロックが解除されているスマートフォンが必要となります。
SIMフリー携帯について
海外でSIMカードを使用するには、SIMロックが解除されているスマートフォンが必要です。Apple Storeやメーカー店舗で購入した端末はSIMロックがかかっていない、SIMフリー携帯なので特に手続きはいりません。また、携帯会社によって時期は異なりますが、2021年10月以降に発売された機種を購入されている場合も、SIMフリー携帯となっている為、特に手続きは不要です。携帯会社によって時期は異なりますが2021年9月より前に端末を購入した場合、別の通信サービスが使えないように端末にSIMロックがかかっていることがあります。この場合、忘れずに携帯会社で、SIMロックを解除の手続きを行ってから、渡豪をしてくださいね。
現地のSIMカードが必要?WiFiだけは?
短期滞在であれば国際SIMカードを使うこともできますが、現地SIMを手に入れるメリットは、費用が国際SIMカードよりずっと安くなることです。期間が長ければ長いほど費用が代わってきます。オーストラリアの公共施設、カフェ、レストランでは無料のWifiも結構ありますが、WiFiに頼るのも手ですが、長期留学の場合WiFiのない場所で、携帯がつながらない生活は大変だと思います。
プロバイダーを選ぶ
オーストラリアの携帯電話市場は競争が激しく、20を超えるプロバイダーがプランを提供しています。
「Telstra」、「Optus」、「Vodafone」の3つの回線が主流となっています。日本で言う「ドコモ」「Softbank」「au」みたいな感じです。オーストラリアでは、この3つの回線でほぼ全土がカバーされています。それぞれの回線の質は変わりませんが、回線は良いとされています。回線利用のエリアの広さは「Telstra」が通信エリアが広いようです。ただこれらの会社は、長期契約を結ぶ必要があり、携帯電話のアップグレードを望むなら、利用価値があります。
中小のプロバイダーは、一般的に留学生に適した安価な短期契約やプリペイド契約を提供してることが多いです。大手3社より価格が安く、データ量が多いことが多いです。Aldi Mobile、Moose、amaysim、Lebara Mobile、Catch Connectは、学生の間で人気があります。ちなみにほとんどのSIMはオーストラリア国内の通話やSNS無料で制限なしが基本となっています。また、公共施設、カフェ、レストランでは無料のWifiも結構あるので、個人で気には格安の会社で契約するのもお勧めです。
携帯料金の支払い方法
プロバイダーが決まったら、「プリペイド」か「ポストペイド(月額式)」の支払い方を決めます。
プリペイドとは、通話、テキスト、データ通信の料金を前払いするもので、利用額をより自由に選択できます。使い切った場合は、通信料をチャージする事でまた使用可能となります。
ポストペイド(月額式)プランは、日本と携帯会社との契約と同じく、通話、テキスト、データの使用量対して使用した分を後から料金を支払います。定額プランに申し込んでいる時も、決められたサービス内容を超過した場合には後から追加料金が請求されます。
プリペイドプランの長所と短所
プリペイドプランの主な利点は、自分が決めた契約内容のものになるので、それ以上の請求はありません。その代わり、通話クレジットとデータ通信クレジットを使い切ったら、SIMカードにクレジットをチャージする必要があります。その他のメリットとしては、契約手続きが不要なため、購入手続きが非常に迅速かつ簡単であること、プロバイダーによってはパッケージの一部として新しい携帯電話を割引価格で提供している場合があることなどが挙げられます。プリペイドプランのデメリットとしては、有効期限が設定されているものがほとんどで、通常はアクティベーションから30日間です。追加料金はかかりませんが、クレジットを使い果たしてしまい、本当に必要なときに電話をかけたりモバイルデータを使用したりできなくなる可能性があります。
ポストペイド(月額式)プランの長所と短所
ポストペイドプランのメリットは、(プリペイドプランとは異なり)クレジットを使い切ることを心配することなく、いつでも好きな時に電話やテキスト、オンラインを利用できることです。また、ポストペイドプランは通常プリペイドプランよりもお得なプランがあります。デメリットは、月々のプランの上限を超えて追加料金を請求されるリスクがあることだ。データ通信の超過料金は非常に高額で、通常1GBあたり10ドルかかることがあります。また、データ容量が足りなくなった場合、翌月までデータ容量が回復するのを待たなければなりません。また、ポストペイドプランは長期契約が多く、解約するには、割高な早期解約手数料の支払いが必要が多く、サービスプロバイダで手続きが必要です。
プリペイド・プランとポストペイド・プランにかかる費用
プリペイド・プランでは、月10ドルから始まり、通常月30ドル前後で推移する。予算が限られていたり、それほど頻繁に電話を使用しない場合は、通話、テキスト、データで月15~20ドル程度のクレジットで済ませることができる。データ通信や国際通話にこだわるのであれば、月額40ドル前後から始まり、100GBのデータ通信が365日間使えるプリペイドSIMプランでは150ドルにもなる。
ポストペイドのプランでは、SIMのみのプランも選択できる。これらは、月10ドルから100ドル以上まで、希望するデータ量によって幅がある。新しい携帯電話を追加する場合は、機種によって月額100ドルから160ドルに跳ね上がります。
オーストラリアで携帯を接続する為の方法
①SIMカードを買う
プリペイドSIMはスーパーマーケット、電話販売店、各種小売店で購入できます。実店舗の場合は、契約したいプランを伝えればOKです。もしくは、オンラインでの申し込みも可能です。オンラインなら事前に申し込みができるので、渡航日に合わせて滞在先に届くようにしておけば、すぐに使い始められますよ。
ポストペイド(月額式)の場合、使い切ったらオンラインでトップアップするか、小売店でクレジットを買い足すことがきます。
②携帯電話の選択
携帯番号を選択できない場合もあります。
③SIMをアクティベート
携帯にSIMを挿入します。挿入方法は各スマートフォンの説明書を確認ください。
SIMカードを挿入したら、アクティベーション(有効化)を行います。通常、SIMカード挿入後に電源を入れると、設定を行うためのSMSが届きます。そこに記載されているURLにアクセスし、手順に沿ってアクティベーションを完了させます。
短期留学などで日本の通信会社を解約していない場合には、日本に帰国後同じSIMカードを使用するので取り外した日本のSIMカードを失くさないように注意してください。
④プラン及び支払い方法の設定
無事アクティベーションが終わったら、プラン選択&支払いへと進みます。
初めは最安値で契約するのがおすすめです。実際1か月使ってみてデータが足りないや、使い勝手が悪いなど何らかの理由で、プランの変更や通信会社を変更することも考えられます。
プランを選んだ後は、クレジットカード情報など登録し、支払設定が完了です。
まとめ
自分の予算の範囲内でオプションを選ぶようにし、支払いが完了できない場合は契約をしすぎないようにしましょう。自分に最適なオプションがわからない場合は、プリペイドから始め、自分の利用パターンを確認した上で、自分に合ったプランの選択肢を探してもいいと思います。ちなみに、大手事業者の場合、学生割引があることが多いので、直接問い合わせて、自分のニーズに合った最良のプロバイダーを探してみましょう。
その他オーストラリア留学情報や、Torrens University Australiaについて知りたい方は、トーレンス大学専門留学エージェントのLino Educationに、お気軽にお問い合わせください。