トーレンス大学はマイクロソフトとのパートナーシップを持ち、トーレンス大学内で使用する新しい最先端の学習管理プラットフォームをアップグレードし、学生も使いやすいように革命を起こしました。
2023年トーレンス大学は、優れたオンライン学生体験を提供するために、デジタル学習環境を合理化するという野心的な取り組みに乗り出しました。トーレンス大学は、Microsoft Azure OpenAIを利用してオンライン学習プラットフォーム「MyLearn」を改善しました。AIの導入により、カリキュラムの標準化が自動化され、コース資料が100%モバイル対応となり、アクセス性が向上しました。そのため、学生は携帯でも気軽に学習ができるようになりました。
この革新的なアプローチにより、学生の学習体験が向上し、生成 AI を使用してプロセスを自動化することで、大学のプロジェクト チームがコンテンツ ライブラリを手動で確認、編集、標準化していた作業時間、最大 20,000 時間削減できました。約 240 万豪ドルのコスト節約につながりました。オーストラリア留学をしたいと考える方、そしてオーストラリアで学習をしたいと考えるすべての方に平等の学習教育を提供したいと考えるトーレンス大学にとって、大学としてのコスト節約も大事な仕事の一つです。
将来的には、AIを使った学生サポートシステムや個別化されたコンテンツ提供も計画されています。この取り組みは教育におけるAIの可能性を示しています。
Microsoft社のトーレンス大学に関してのニュース記事についてはこちらから参照ください。
トーレンス大学学生のアクセシビリティの向上について
トーレンス大学は 100 %のモバイル対応を実現し、あらゆるモバイル デバイスからすべてのコース教材にアクセスできるようになりました。また、トーレンス大学は独自に構築した学習システム「MyLearn」 を Microsoft Teams と統合し、チーム クラスの作成を自動化し、登録を同期して、学生の学習、コミュニケーション、グループ作業を簡素化する統合プラットフォームを作成しました。
このプロジェクトのもう一つの重要な成果は、Web コンテンツ アクセシビリティ ガイドライン 2.0 AA 評価を満たすように Web コンテンツを強化し、すべての教育資料が完全にアクセスを可能にしたことです。この包括的なアクセシビリティには、字幕付きの文字起こしされたビデオや読み上げ可能なコンテンツが含まれており、様々な重要な学習ニーズに対応することができました。
今後、トーレンス大学は、学生サポート システムの向上や学生が利用するコンテンツのパーソナライゼーションの導入など、より多くの生成 AI ユース ケースに取り組むことに意欲的です。また、Copilot for Microsoft 365 などの生成 AI ツールが管理チームの生産性をどの程度向上できるかについても注目し、改革を進めていきます。
Torrens University Australiaのプログラムや奨学金の詳細を知りたい方は、トーレンス大学専門留学エージェントのLino Educationに、お気軽にお問い合わせください。