トーレンス大学の中のデザイン&テクノロジー学部で、「ビリー・ブルー・カレッジ・オブ・デザイン(Billy Blue College of Design)」への留学を目指す方で、入学条件を満たしていない場合や、奨学金を申請の場合、修士課程のデザイン学科入学希望の方などは、ポートフォリオの提出や面接を求められることがあります。
今回はポートフォリオについて紹介します。
ポーとフォリオのガイドラインについて
大学の留学基準に満たない場合やデザイン修士課程など出願される方は、ポートフォリオの提出が求められます。ポートフォリオはご自身のオリジナル作品を3~5作品(修士課程6~10作品)程度ご用意ください。
ポートフォリオの作品の詳細については下記をご確認ください。様々な手法を選択するも、一つの形で作品数を完成させるのもご自身で選択できます。また、自分の作品を形作る上でどのような思考プロセスや影響を受けたのか、また、どのようなスキルやテクニックを使ったのか、クリエイティブなプロセスから何を学んだのかについて話せるように準備しておきましょう。
ハンドライティング(鉛筆、ペン、パステルなど)
手書きの提出物はすべて、光と影、ボリューム、質感、遠近感を伝えるために、さまざまなスタイルで観察し描く能力を証明するものでなければなりません。
◎デジタル・メディア部門応募者のための追加情報
- オリジナルのキャラクター、オブジェクト、環境の発展を示す図面が望ましい (ただし必須ではない)。これらは現実的でも様式化されたものでも構いません。
- アイデア、コンセプト、情報、またはストーリーを開発/計画/整理するために使用される他の図面の例 (ストーリーボード、フロー ボード、図など) を含めることができます。
◎ブランド・ファッションの応募者のための追加情報
- ドローイングはA4サイズ以上とし、顔、人物、装飾モチーフなど様々な題材を描いてください。デッサンは写実的なもので、現実的な方法で観察しデッサンする能力を証明すること。それぞれのデッサンの説明を添えてください。
アートワーク(絵画、コラージュ、彫刻、絵コンテなど)
アートワーク作品はすべて、イメージメイキングやオブジェメイキングにおける創造性やスキルを示すものであること。
◎ブランド・ファッションの応募者のための追加情報
- アート作品は物語を伝えることも、気分やトレンドを反映する抽象的なものにすることもできます。これらは、異なる要素を一貫したストーリーにレイアウトする能力を証明する必要があります。物語、雰囲気、プロセスの説明を添えてください。
写真
写真はモノクロでもカラーでも良いです。また、テーマやムードを捉える能力を証明するものでなければならない。物語はもちろん、抽象的な構図でも構いません。物語、雰囲気やプロセス、フレーミング、画像の理由を説明を添えてください。
デジタル・グラフィックデザイン
テキスト/タイポグラフィとイメージ要素を組み込んだ様々な内容の、コンピュータで作成されたグラフィックデザイン作品が含まれます。画像制作に使用したソフトウェアと、タイポグラフィのアプローチ、構成/配置、画像の選択、色使いの選択理由を添えてください。
その他の資料(実験的作品および/または未完成の進行中の作品を含む)
あなたの創造性と技術を示すその他のオリジナル作品が含まれます。覚えておいてください:未完成の制作途中の作品でも、あなたの創造的なアイデアを生み出す能力を示すことができます。ですから、ポートフォリオには完成した作品を含めるべきですが、提出する作品のすべてが完成している必要はありません。
◎デジタル・メディア志願者のための追加情報
- 音楽やオーディオの制作、創作活動など、視覚以外の創作活動の証拠も歓迎します (ただし必須ではありません)。申請するコースに関連するデジタル メディア デザイン作業の具体例は必須ではありません。たとえば、3D デザインおよびアニメーションの学位を申請するために 3D アニメーションを作成している必要はありません。もしお持ちでしたら、ぜひご覧ください。まだ持っていない場合は、代わりにあなたの創造性の他の例を提供してください。
◎ブランド・ファッションの応募者への追加情報
- 衣類等は提出しないでください。代わりに、前述したように、あなたの作品の他の例を提供してください。
大学のポートフォリオを審査する際に考慮する具体的な基準について
- 選択したデザイン分野に対する理解と関心
- メディア、画像、コンセプトを通して実験する能力
- 各ポートフォリオ作品の推進力や背後にある推論を明確に表現する能力、つまり、アイデア、影響、コンセプトを口頭または書面で明確に表現する能力
- ビジュアライゼーションおよび/またはデザインにおける創造的思考/想像力の証明
- アイデア、コンセプト、技術のオリジナリティ
Billy Blue College of Designのプログラムや奨学金の詳細を知りたい方、オーストラリア留学を考えている方は、お気軽にお問い合わせください。